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マツダスカイアクティブズ広島、D2昇格!

  • 執筆者の写真: momijiro
    momijiro
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

5月30日(土)、広島市西区・バルコムBMWスタジアムにてラグビー・マツダスカイアクティブズ広島の今季最終戦が行われた。

 

昨年に続きジャパンラグビー リーグワンのディヴィジョン3(D3)で優勝し、連覇を達成したマツダスカイアクティブズ広島。昨季は成し遂げられなかったD2昇格をかけて、D2/D3入替戦に臨んだ。

 

入替戦は2試合行われ、勝ち点の多い方が来季D2で戦う権利を得る。勝ち点が同点となった場合、次は勝利数で、以下、得失点差、トライ数、トライ後のゴール数で競う。

勝ち点は、リーグワンの公式サイトによれば「勝ち4点、引き分け2点、負け0点とする。ただし、7点差以内の負けは1点を付与する。また、3トライ差以上での勝ちは追加で1点を付与する」。

 

前週、アウェイでの第1戦を3点差で落としているスカイアクティブズにとって、この第2戦は、絶対に負けられない崖っぷちの大一番。勝ったとしても、点差が7点以内であれば相手にも勝ち点1が入って勝ち点5で並ぶため、4点以上の差をつけて勝ち、得失点差で上回ることが必須条件だった。


 

しかし負けられないのは、降格がかかっている相手も同じ。まさに試合は「意地と覚悟のぶつかり合い」といった様相で、前半30分過ぎまで互いに得点0という拮抗した展開に。

 

前半32分、先制したのはスカイアクティブズ。満員に近い客席がワッと沸き立つが、直後に同点に並ばれ、さらにペナルティゴールを2本決められて、一気に6点差をつけられた。第1戦はペナルティゴールの3点で負けているだけに、嫌なムードだ。

7-13でハーフタイムを迎え、日差しを避けて水分や冷たいものを求めて散り散りになる観客たちからは「ヤバい」「もっと応援せにゃいけん」「大丈夫、ここから」と不安やそれを打ち消す言葉が聞こえた。

 

エンドを入れ替えて迎えた後半。

海側から吹く強い風がまさに追い風となり、開始直後から立て続けに5つのトライを決めてゴールキックも4/5成功。観客席のボルテージも急上昇した。終わってみれば、4点差どころか40-13の圧勝で勝ち点を6-4とし、見事5シーズンぶりのD2昇格を決めた。


 

 

試合後には、昇格を祝うセレモニーが行われた。

昨年、入替戦に敗れた後「申し訳ない」と男泣きした芦田朋輝キャプテンが、今日は晴れやかな笑顔で「ディヴィジョン2に上がってからも厳しい戦いはあると思うので、このチームで日々強くなれるように努力したい」と力強くコメント。歓喜に沸くスタンドは、立ち上がって拳を突き上げる人やバンザイする人、拍手をする人…それぞれのスタイルで力いっぱいの祝福を選手たちへ送っていた。


 

広島だけなのか、他県でもそういうものなのかわからないが、ラグビーは試合が終わると入退場ゲート付近に選手たちがやってきて、ファンと触れ合う時間が持たれる。

この日はいつも以上に多くのファンが集まり、真夏のような高気温にも負けない熱気で選手たちを迎えた。中にはご家族だろうか、選手の顔を見た途端泣き出した人も。そしてそれを見て選手も涙…ここに辿り着くまでに、いろんな苦労や悩み、努力を重ねてきたのであろうことがうかがえる。


 

 

「GO!NEXT STAGE」

入退場ゲート脇に立てられたボードに書かれた文字は、現実のものとなった。

次のステージには、今まで以上の強敵がたくさんいるに違いない。昇格は本当に嬉しいけれど、ゴールではなく、あくまで通過点。きっとチームはすぐに次のステップを踏み出すのだろう。来シーズン、どんな姿でグラウンドに帰ってくるのか楽しみだ。

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