まちなかスポーツがある贅沢


先週末、2日(土)は男子プロバスケットボールBプレミア・広島ドラゴンフライズのホーム開幕戦が開催。今季から新たに本拠地となった広島グリーンアリーナには、平日夜にも関わらず5,448人の観客が詰めかけた。
また、ティップオフの1時間半前、18時からは別棟にある小アリーナで卓球・中国電力ライシスの試合「2026年度 後期日本リーグホームマッチ」もあった。

前期・後期の2回、それぞれ総当りで行う日本リーグ。この日の対戦相手・サンリツは、前期リーグ6勝1敗(2位)の中国電力ライシスが唯一負けた相手で、シングルス4戦、ダブルス1戦の全対戦が奇しくも前期と同じ顔合わせという因縁の対決となった。
フロアには卓球台が1台だけ。その場にいる全員が注視する中で試合は行われる。難しい球も粘り強く拾い、激しいラリーが続くと、揃いのTシャツで青く染まった観客席からは何度も「おぉっ」と感嘆の声がもれた。
互いに譲らない熱戦は最後まで続いたが、中国電力ライシスが3勝1敗で前期の雪辱を果たした。
※シングルス戦×2、ダブルス、シングルス戦×2の順で行い、先に3勝した方が勝利となる

向かい側で19:30から始まったバスケットボールの試合では、アウェイでの開幕節2連勝と好スタートを切った広島ドラゴンフライズがこの夜も躍動。序盤から常にリードする展開で、観客を沸かせた。チームは96−73で連勝を伸ばし、試合後は、今季からリニューアルされた勝ちどき「広島、勝ちじゃけぇ!」で会場全体が声を合わせた。
インタビューやセレモニーなどがすべて終わったのは、22:00。
かなり遅い時間ではある。それでも、帰途につく観客でごった返したコンコースでは、球団職員が「混み合っております。勝利の余韻を味わいながら、ゆっくりお進みください」とユーモア混じりに声をかけると、そこかしこから明るい笑い声が上がった。
スポーツ観戦は楽しい。勝てば、もっと楽しい。それを体感する一幕だった。
原爆ドーム前の電停や相生橋には、レプリカユニフォームやTシャツなどを身につけ、もれなく笑顔の人々。公共交通機関だけでなく、自転車や徒歩で帰る人も多く見られた。
翌・3日はすぐ近くのエディオンピースウィング広島でサンフレッチェ広島レジーナ、4日は再び広島グリーンアリーナで広島ドラゴンフライズの試合があった(しかも両方とも勝利!)。試合前後には近隣に紫やオレンジ色の人々があふれ、街を鮮やかに彩っていたにちがいない。まさに広島らしい、カラフルでピースフルな景色だ。
まちなかで、こんなに多彩なスポーツ観戦を楽しめるところなんて、きっと他にはない。
やっぱり広島、最幸!





